MESSAGE
今までにないサロンを一緒に作りたいと思っています
Owner Profile
SAKIKO TAKEMOTO
竹本さき子
獣医を目指し、大学進学に向けて勉強していた頃、「命を救うためには、多数の命を犠牲にしなければならない」という現実を知り、「自分は獣医に向いてない」と確信。そこからトリマーになるための勉強を始め、ペット先進国であるアメリカでの研修を経て2001年11月に「フェリーチェ」をオープン。2022年には今店、ラビータ店をオープン。今後はサロンの開業サポートも目指している。
ライフステージが変わっても働ける環境を
フェリーチェを創業したのは23年前。その当時は、女性トリマーが結婚して子供ができると仕事を辞めるのが当たり前という時代でした。
育休などもなく、働きたくても働ける環境が整っていなかったんです。
夢をもってトリマーになったのに、結婚・妊娠・出産・子育て・介護・シングルなど生活スタイルの変化でトリマーを辞めてしまうことは本当に残念。
さらに、専門職だからこそ実力次第で個人サロンを開くこともできますが、個人店で働くには社会保障の面で不安もあります。
ライフステージが変わってもトリマーで居続けられること、同時に安心して働ける制度があることは、フェリーチェをスタートさせるときにおいて最もこだわったことでした。
誰もが自分らしくキャリアを築いてほしい
トリマーとしてのキャリア形成は一人ひとり違います。
フェリーチェのスタッフも、地道にステップアップしていく人、独立を目指す人、家庭を持ちながら空いた時間に働く人、プライベートを大切に働く人など働き方はさまざま。
「将来自分がどうなっていたいか」が明確にあれば、その目標を応援したいと思っています。
また、岡山のペットサロンでは珍しくスタッフが非常に多いので、技術・知識の情報共有量も多く、トリマーとしてのスキルを自然と習得できる環境は会社の財産だと思っています。
仕事は忙しく覚えることも多いですが、それをやりがいと思えるパワフルなスタッフばかりで(笑)、お互いの個性を尊重しながら長所を最大限に生かし、逆に欠点や苦手なことはフォローし合えるチームワークが強み。
今後は現在のスタッフにも負けないパワーを持った方が仲間に入ってくれて、もっと盛り上げてくれること期待しています。
できることを正しく評価し、スタッフも会社も一緒に成長していきたい
創業時に掲げたもう一つの目標は、トリマーの社会的地位向上でした。
給料の安定や賞与の支給、福利厚生の充実など、頑張った人が頑張った分だけ評価される環境は会社の成長にとっても必要不可欠。
私自身がトリマーとして現場に立っているのでスタッフとの距離も近く、それぞれの努力や成長は正しく評価してあげたいと思っています。
実際、入社3年で店長を任せたスタッフもいますし、競技会への参加を後押しするなど、スタッフ本人ができること・やりたいことはどんどん任せて、結果が出ればしっかりと本人の利益として反映される。
そんな資本主義社会では当たり前のことを当たり前に行うことで、スタッフも会社も一緒に成長していけたらと思っているんです。