岡山市のトリミングサロン・ペットホテルのフェリーチェです!
犬を飼っていると、ブラッシングに関する悩みが尽きないと思います。犬のブラッシングは被毛の長さに関係なく毎日行うのが理想的。とはいえ、トリミングでご来店される飼い主様の中には「毎日ブラッシングしているのに毛玉ができてしまった」と言われる方も少なくありません。
毛玉ができてしまうのは、ブラッシングの仕方に問題がある可能性も!
そこでこの記事では、愛犬の健康を保つために重要なブラッシングの効果、正しいブラッシング方法についてご紹介していきます。
犬にブラッシングが必要な理由とは?
どんな犬種でもブラッシングは欠かすことができません。まずはブラッシングを行う効果や重要性について確認しておきましょう。
1.被毛と皮膚の健康維持
ブラッシングは毛束をほどいて毛並みを整えるだけでなく、抜け毛の除去やお散歩中についたホコリやゴミを取り除き、被毛全体の通気性を良くすることで皮膚の健康を守ります。
ブラッシングが正しくできていないともつれが毛玉に変化し、皮膚へのダメージや血行不良を引き起こすだけでなく、最悪の場合は組織が壊死することも・・・。
愛犬に痛い思いをさせないためにも、ブラッシングは必要不可欠なのです。
2. 病気やトラブルの早期発見
ブラッシングで頻繁に愛犬の体に触れることにより、フケや乾燥、べたつきといった皮膚の異常、赤みや湿疹といった皮膚炎の兆候、腫れやしこり、ノミやダニ等の寄生にも気付きやすくなります。
また、愛犬が突然触られることを嫌がったときは、関節炎や腰痛といった痛みを抱えている場合もあります。
ブラッシングを毎日行っているとこうした体調変化にいち早く気がつくことができるのです。
3. 抜け毛対策
犬の被毛にはダブルコートとシングルコートの2種類があり、特にダブルコートのワンちゃんは換毛期に大量の毛が抜けます。
<ダブルコートの犬種例>
ミニチュアダックスフンド/チワワ/ポメラニアン/柴犬/シーズー/パグ/ミニチュアシュナウザー/コーギー/ボーダーコリー/シベリアンハスキー/ゴールデンレトリバー/ラブラドールレトリーバーなど
抜け毛は被毛とからまって体に溜まることもあり、愛犬がストレスを感じたり皮膚トラブルの原因になることもあります。ブラッシングで抜け毛を除去するとワンちゃんも快適になるだけでなく、家の中の抜け毛を減らす効果も期待できます。
4. マッサージ効果
ブラッシングによる適度な刺激は血行が促進されて皮膚の新陳代謝が活発になり、健康的な毛艶を維持することにもつながります。また、ブラシによるマッサージ効果でストレスの軽減やリラクゼーション効果も期待できます。
飼い主様のブラッシングが「気持ちいい!」「楽しい!」と感じてくれれば、愛犬もブラッシングが好きになってくれると思います。
このほかにも、定期的なブラッシングを通じて愛犬との信頼関係を深めることもできるため、飼い主様とワンちゃんのコミュニケーションの一環としても重要です。
犬のブラッシングの頻度
犬のブラッシングは被毛の長さに関係なく毎日行うのが理想的です。「忙しくて毎日ブラッシングできない」とお悩みなら、例えば「週に3回してみる」「今日は足もとだけ」といった具合に自分のペースでしてみることも大切です。
また、「程よく疲れたお散歩のあとはブラッシング」「本能的にリラックスする寝る前にブラッシング」というルーティンを作っておくと、飼い主様も忘れにくくワンちゃんも受け入れやすくなります。
ただし「ブラッシングを絶対にしなければ!」と無理やり抑えたり、力が入って痛い思いをさせてしまっては逆効果。ブラッシングの必要性がわからない愛犬にとって苦痛な時間と感じるか、心地よい時間と感じるかは飼い主様次第です。
ブラシはどれを選べばいいの?
ブラシの種類はさまざまありますが、基本的に短毛種のワンちゃんは「ラバーブラシ」、その他のワンちゃんは「スリッカーブラシ」と「コーム」があれば十分です。
ラバーブラシ
シリコンやゴムで作られたやわらかいブラシで短毛種におすすめです。毛並みに沿って優しくなでるようにブラッシングすると余計な毛を取り除くことができます。ただし、やり過ぎてしまうと皮膚や被毛にダメージを与えてしまうので注意が必要です。
<ラバーブラシに適した犬種例>
ミニチュアピンシャー/スムースチワワ/ビーグル/ラブラドールレトリーバーなど
スリッカーブラシ
ラバーブラシに適した犬種以外はスリッカーブラシがおすすめです。長方形状の土台に鋭い針金状のピンがついたブラシで、抜け毛やもつれを取り除くために使います。力を入れすぎると痛がったり皮膚を傷つける原因になるため、使う前にご自身の腕で力加減を試してから使用しましょう。
ガシガシと擦るように使うのではなく、体にポンポンと優しく当てるようにしながら抜け毛やもつれを取り除いていきます。
コーム
目が荒く細長い形状が特徴です。スリッカーブラシでブラッシングした後、残った抜け毛やもつれがないかチェックするためにコームを通していきます。
もつれや毛玉が残っていた場合、力強く通すと引っかかって皮膚まで引っ張ってしまうため、ゆっくりと優しい力でとかしていきましょう。
犬のブラッシング方法と気をつけるポイント
①もつれや毛玉がないかチェック
もし見つかった場合は先にスリッカーブラシでほぐしておきましょう。その際は毛先から徐々にほぐしていくことが大切。力任せにブラシをかけて無理に引っ張ると愛犬が痛い思いをしてしまうので慎重にほぐしていきます。
◼️頑固な毛玉が出来た場合は早めにプロに相談を
大きな毛玉や絡まってフェルト状になった毛玉など、頑固な毛玉がある場合はトリミングサロンに早めに相談しましょう。無理に毛玉を取り除こうとすると、痛みを伴うためブラッシング自体を嫌がるようになります。
2024.04.22
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②比較的嫌がりにくい背中からスタート
ブラッシングは触られても比較的嫌がらない場所から始めていきます。
背中→腰→脇腹→後ろ足→お腹→首→胸→前足といった具合に、後方→前方の順にブラッシングするとスムーズです。
また、表面だけのブラッシングでは不十分。被毛をかき分けて根本からしっかりブラシをかけてあげましょう。
③仕上げにコームで整える
最後はコームで根元からとかして、もつれや毛玉がないか確認しながら毛並みを整えていきます。
気をつけるポイント
①長時間のブラッシングはNG
1回のブラッシングは10分程度が目安。時間をかけてしまうと愛犬が飽きてしまってブラッシングを嫌がるようになります。
②嫌がったらすぐに中止する
ブラッシング中はワンちゃんの様子をよく観察して、噛んだり吠えたり嫌がるような雰囲気があったらすぐに切り上げましょう。
③たくさん褒める
終わった後に褒めたりおやつをあげたりすると、「ブラッシングすればいいことがある!」と感じてくれて、次のブラッシングもスムーズに受け入れてくれます。
ブラッシングが苦手ならトリミングサロンへ
「ブラッシングをしても毛玉ができてしまう」「上手にブラッシングできない」「ブラッシングする時間がない」など、ブラッシングに苦手意識がある飼い主様はトリミングサロンでの定期的なケアがおすすめです。
どんな犬種のワンちゃんでも、シャンプーやカットなどのトリミングは月1回が理想的。月に1回のケアを定期的に行っていれば、お家でのブラッシングが苦手でも毛玉やもつれがひどくなる前に防ぐことができます。
また、トリミングサロンで月1回のケアを習慣化しておけば愛犬の毛艶も良くなるため、飼い主様のブラッシングもよりスムーズに行うことができます。
岡山市のトリミングサロン・ペットホテルのフェリーチェでは、1ヶ月以内のご利用の場合は500円OFFとお得なので、月イチのトリミングをぜひ習慣にしてみてください。
また、「常にさらさら・フワフワをキープしたい」「お家のケアが苦手」「毛玉をできるだけ防ぎたい」という飼い主様にはお得な「さらふわ3回チケット」もおすすめです。
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