老犬のトリミングが断られる理由とは？

岡山市のトリミング・ペットホテルのフェリーチェです！
「次回からトリミングをお受けすることができません」
「次の予約が最後のトリミングにさせてください」
愛犬の年齢を理由に、このようにトリミングを断られてしまったという話はよく聞きます。
では、どうして老犬はトリミングを断られてしまうのでしょうか？
その理由や老犬トリミングに関する注意点なども詳しく紹介していきます。

そもそも何歳から老犬（シニア犬）なの？

犬種や生活環境など個体差があるのであくまでも目安ですが、一般的に小型犬・中型犬は11歳以上、大型犬は8歳以上、超大型犬は6歳以上が高齢期の目安です。
この年齢になると、初めて利用するトリミングサロンでは受け入れてくれないことも多くなってきます。

出展：「捨てず 増やさず 飼うなら一生」環境省自然環境局総務課動物愛護管理室

老犬がトリミングを断られる理由

犬も年齢を重ねると人間と同じように若い時にはできていたことができなくなります。
例えばカットする時はワンちゃんに台の上で立ってもらわないといけませんが、関節や筋肉が衰えてしまうと立つのが難しかったり、立てても長時間は無理という場合もあります。また、視覚や聴覚が鈍ってくると体に触られるだけで驚いてしまいパニックになってしまうことも少なくありません。
肉体的・精神的にも若い頃よりストレスを感じることが多くなるのがシニア犬です。大げさではなく、トリミングで体調を崩して最悪の事態になってしまうこともあるのです。
こうしたリスクがあるため、老犬のトリミングは断られることが多いのです。

シニア期になって行き場を失ってしまう前に、愛犬のためにも対策をしておくことはとても重要になっていきます。

2023.10.22

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老犬も安心できるトリミングサロンとは？

年齢制限を設けていない

「高齢犬トリミング」「シニア犬トリミング」などのメニューがあるサロンは、年齢を理由に断ることはありません。現在行きつけのサロンがある場合は、老犬に対応しているメニューがあるか早めに確認しておきましょう。
若い時から通っていれば、トリマーがワンちゃんの癖や苦手な場所などを把握できるため、高齢になってもその子に合わせたトリミングをしてもらえます。

ストレスの少ない施術を行っている

体力のないシニア犬にとってトリミング時間の短縮は非常に重要です。二人体制のトリミングを行っていたり、2～3回に分けた分割トリミングをしているなど、時間短縮に配慮したサロンを選んでおくと安心です。

経験豊富なトリマーが在籍している

シニア犬は敏感になる子が多く、触られるのを嫌がって予想外の動きをする子もいます。

・ストレスをかけないこと
・手早くスピーディに行うこと
・無理なく安全に行うこと

こうしたトリミングが行えるベテラントリマーがいると安心できます。HPを確認したり、直接相談したときに詳細をしっかり聞いてくれるところを選んでおきましょう。

トリミングサロンを併設する動物病院を選ぶ

最近では動物病院でもトリミングサロンを併設しているところがあります。持病がある子や体調に不安のある子は緊急時に対応してもらいやすいので、極度の病院嫌いという子でなければおすすめです。

フェリーチェのシニア犬トリミングとは？

岡山市のトリミングサロン・ペットホテルのフェリーチェでは、シニアドッグケアアドバイザー、老犬介護スペシャリストといった専門資格を持つスタッフが在籍し、年齢制限なくトリミングも受け付けています。

長く通ってくれているワンちゃんは、シニア期が近づくとトリミングをしていても少しずつ変化がでてくるため、その様子を飼い主様にしっかりお伝えしながら普段の生活で気を付けることなどをアドバイスしています。また、トリミングはその子の体力や状況に応じて徐々に短時間のシニア犬トリミングに移行していきます。

年齢を理由にほかのサロンで断られたワンちゃんのトリミングは、初回にしっかりとカウンセリングを行います。
病歴や健康診断の有無、今までのトリミング状況、普段の生活環境やかかりつけの病院などを伺いながら、ワンちゃんの体調面や性格をしっかりと把握していきます。
また、今までと違いシニア犬トリミングはワンちゃんの負担を考えて「スピード」「清潔さ」「お手入れのしやすさ」を重視しているため、カットデザインの変更やトリミング内容の変更も飼い主様にはお願いすることになります。

2023.04.20

シニア犬トリミング

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当店ではシニア犬トリミングだけでなく、老犬のデイサービスも行っています。介護が必要なワンちゃんも利用可能なので、ぜひご相談ください。